【瀬戸内海歴史民俗資料館】れきみん講座「ギザギザ農具たちのメッセージ-香川の千歯扱ぎ・足踏脱穀機調査より-」
みなさんは農家の納屋や資料館でギザギザの鉄歯が並ぶ道具を見たことがありますか。これは千歯扱ぎという江戸時代に登場した脱穀用具です。稲や麦などの穀物の穂を歯の隙間に通して引っ張り、モミを取り外す作業に使いました。
千歯扱ぎは扱竹という旧来の脱穀用具より作業効率を大幅に向上させた発明品でした。その後、明治時代末期に作業効率がさらに優れた新たな脱穀用具として足踏脱穀機が開発されました。
本講座では、県内各地に遺された千歯扱ぎと足踏脱穀機約300点の調査からわかってきたことを紹介します。
日時
令和6年11月2日(土) 10:00~11:30
講師
長井 博志(瀬戸内海歴史民俗資料館主任文化財専門員)
会場
瀬戸内海歴史民俗資料館 研修室
定員
25名(先着順)
申込方法
電話(087-881-4707)、「香川県電子申請・届出システム」を利用したインターネットから
申込期間
令和6年10月2日(水)~ ※定員になり次第終了