【瀬戸内海歴史民俗資料館】瀬戸内ギャラリー「第14回企画展『たくさん集める』 からわかること―香川の千歯扱ぎ・足踏脱穀機大集合―」
生活の中で使われてきた身近な道具は、日常の暮らしぶりや、地域の習俗などを物語る貴重な資料です。各地に遺された様々な道具を集めて比較・研究すると、それぞれの地域における暮らし・文化の多様性や移り変わりが見えてきます。
同展で取り上げる千歯扱ぎと足踏脱穀機は、稲や麦などの穀物の穂からモミを取り外す脱穀作業に使われていました。これらの作業は現在、コンバイン等の農業機械を用いることが一般的ですが、かつては人力で行っており、旧来より作業効率を大幅に向上させた画期的な発明品として広く普及しました。県内の資料館などに収蔵されている千歯扱ぎと足踏脱穀機を調査していくと、技術革新を目指して改良が重ねられたことや、既に知られていた県外の生産地だけでなく香川県内でも複数の地域で製作されていたことなどがわかってきました。
同展では、県内14か所の資料館等で千歯扱ぎ219点・足踏み脱穀機73点を調査した上で、千歯扱ぎ60点・足踏脱穀機30点を抽出・展示し、「たくさん集める」ことから見えてきた成果を紹介します。
関連事業
(1)れきみん講座「ギザギザ農具たちのメッセージ‐香川の千歯扱ぎ・足踏脱穀機調査より‐」
日時
11月2日(土) 10:00~11:30
講師
長井 博志(瀬戸内海歴史民俗資料館主任文化財専門員)
場所
瀬戸内海歴史民俗資料館 研修室
定員
25名(先着順)
申込方法
電話(087-881-4707)、「香川県電子申請・届出システム」を利用したインターネットから
申込期間
10月2日(水)~
※定員になり次第終了します。
(2)展示解説
日時
10月20日(日)、11月16日(土) 各回11:00~12:00
解説
長井 博志(瀬戸内海歴史民俗資料館主任文化財専門員)
※事前申込不要
開催日 | 2024年10月05日 (土) ~ 2024年12月01日 (日) 9:00~17:00(16:30まで) 休館日 月曜日(月曜日が休日の場合は翌火曜日) |
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開催場所 | 瀬戸内海歴史民俗資料館 第1展示室中2階 瀬戸内ギャラリー |
料金 | 入場無料 |
主催者 | 瀬戸内海歴史民俗資料館 |
TEL | 087-881-4707 |
瀬戸内海歴史民俗資料館 第1展示室中2階 瀬戸内ギャラリー
住所 | 〒761-8001 香川県高松市亀水町1412-2 |
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