現代音楽TRIO「あれれ」

• 音楽

パリ在住のクラリネット奏者である石井純の呼びかけで集まった3人。

3者まったく違うフィールドで活動しているが、新しい音楽への探究心の下、クラリネット、ユーフォニアム、打楽器（ドラムセット）という前例を見ない楽器によるトリオが結成された。

本公演では清水チャートリー氏をはじめとする現代音楽の作曲家の委嘱作品やメンバー自身によるグループのオリジナル曲を演奏する。

「あれれ」と思わせるような音楽体験を是非してほしい。

ユーフォニアム　佐藤采香
​香川県出身。東京芸大卒業、同大学大学院及びベルン芸大特別ソリスト修士課程修了。ユーフォニアムを船橋康志、村山修一、齋藤充、露木薫、トーマス・リューディの各氏に師事。2015年日本管打楽器コンクール第1位、2018年フィンランド・リエクサ国際コンクール第1位。2017年香川県文化芸術新人賞受賞。2018・19年度RMF奨学生。NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」をはじめとしたメディアに多数出演。これまでにソリストとして東京フィル、東京シティ・フィル、瀬戸フィル、東京藝大ウィンドオーケストラ等と共演。E-tree Production（イーツリー）主宰、桐朋学園大学音楽部門特任講師。ぱんだウインドオーケストラ、上野バスクレフ各メンバー。

クラリネット　石井純
​1992年生まれ、大阪出身。愛知県立芸術大学入学後、渡仏。エコールノルマル及びスコラ・カントルムを卒業。現在、セーヌ＝サン=ドニ高等芸術舞踊教育センター（Pole Sup 93）、パリ第8大学音楽学修士課程の両大学に在学中。クラリネットをヴァレリー・ゲロー、アラン・ダミアン、シルヴィー・ユー、ギイ・ダンガン、原田綾子、本田耕一に師事。

2014年、レオポルド・ベラン国際コンクール室内楽部門第3位。2015年、ラ・ガルカント（パリ）にて上岡ひとみの個展

「CEUX-INFORMES」にパフォーマンス・アーティストとしてダンスと即興演奏のコラボレーションで好評を博す。パリを拠点に世界中の若手音楽家で結成された現代音楽アンサンブルEnsemble Dynamiqueメンバー。

打楽器ほか　柿崎幸史

岩手県盛岡市出身。岩手大学教育学部音楽科打楽器専攻卒業。打楽器を板垣アヤ子氏に、作曲を山本裕之氏に師事。2020年

自身のバンド「Creative Jazz Trio」を母体として雅楽楽器、管楽器、弦楽器を用いたラージアンサンブル「CJT Japonisme」を始動。浜離宮朝日ホールをはじめとした自主公演は好評を博した。またフランスにてRencontres du soleil Levant招致演奏、チアパス州立芸術科学大学にてマスタークラス開講、イスラエルにてInternal Compass主催のJazz On The Edgeに日本チームで参加するなど、ワールドワイドに活躍。その他シンガーのプロデュース、CM作曲や舞台の劇伴制作、吹奏楽指導や講習会の企画等、活動は多岐に渡る。fippamusic主宰。Percussion Ensemble “CROWS”メンバー。

サンポートホール高松 第2小ホール