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【瀬戸内海歴史民俗資料館】瀬戸内ギャラリー第13回企画展 粟島から世界へ‐船乗りの海外土産‐

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 瀬戸内海に浮かぶスクリューのような形をした粟島は、かつて多くの船員を輩出する船乗りの島でした。特に戦後の高度経済成長期には、輸送量増大による外航船員需要の高まりを受け、多くの若者が海運会社に就職し、わが国の産業や物流を支える一翼を担いました。世界各地を巡った彼らは、航海の記念や帰りを待つ家族のために旅先で手に入れた土産物を粟島の家に送りました。今も元船員の家には、世界各地の土産物が並んでいます。

 同展では、高度経済成長期から平成初期にかけて活躍した外航船員の海外土産を展示するとともに、航海や旅先での記憶、そして島に暮らし人生をともに歩んだ家族の思い出を振り返ることで、船員生活の一端や船乗りの島としての粟島のあゆみを紹介します。

関連事業
 
① れきみん講座「世界をかけめぐった船乗りたち‐聞き取り調査から分かったこと‐」
高度経済成長期から平成初期にかけて活躍された元外航船員の方からの聞き取り調査を踏まえ、船乗りの島としての粟島のあゆみや知られざる船員社会についてご紹介します。
日時 
7月28日(日) 10:00~11:30
講師 
井奥 亮太(瀬戸内海歴史民俗資料館専門職員)
 
② 島しょ部伝承講座「粟島の船乗りたちの航跡-元外航船員とその家族に聞く-」
世界をかけめぐった粟島出身の元外航船員とその家族の方をお招きし、航海生活の体験談や思い出の海外土産、船乗りの家族ならではのエピソードを対談形式でお話しいただきます。
日時 
8月24日(土)  13:30~15:00
講師  
中西(なかにし) 敏文(としふみ)氏(外航船元甲板部員)
山北(やまきた) 光夫(みつお)氏(外航船元司厨長)
小邦(おぐに) 園子(そのこ)氏(外航船元甲板長の家族)
[聞き手] 
井奥 亮太(瀬戸内海歴史民俗資料館専門職員)
 
①、②の講座ともに
場所   
瀬戸内海歴史民俗資料館 研修室
定員   
25名(先着順)
申込方法   
電話、「香川県電子申請・届出システム」を利用したインターネットから
 ※インターネットからのお申し込みは、 瀬戸内海歴史民俗資料館ホームページ右下の「関連リンク」から「香川県電子申請・届出システムのページへ」をクリックしてください
申込期間 
7月2日(火)~ 
※定員になり次第終了します。

リーフレット ダウンロードはこちら
開催日 2024年07月06日 (土) ~ 2024年09月01日 (日)
9:00~17:00(入館は16:30まで)
※休館日 月曜日(月曜日が休日の場合は翌火曜日)
開催場所 瀬戸内海歴史民俗資料館 瀬戸内ギャラリー
料金 入場無料
主催者 瀬戸内海歴史民俗資料館
TEL 087-881-4707

瀬戸内海歴史民俗資料館 瀬戸内ギャラリー

住所 〒761-8001
香川県高松市亀水町1412-2
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