瀬戸内海歴史民俗資料館「瀬戸内の石ごころ -アキホ・タタ彫刻展-」
●趣旨
瀬戸内海歴史民俗資料館では、「瀬戸内ギャラリー」第2回企画展として「瀬戸内の石ごころ―アキホ・タタ彫刻展―」を開催します。
瀬戸内・香川の伝統的産業の一つである石材産業。そこで培われた石彫の技と心は、芸術作家を生む源泉ともなっています。かつて石船を操り「花崗岩」を大阪に運んでいた先祖のDNAを受け継ぐ作家アキホ・タタ氏が、瀬戸内をかたちづくる基盤岩石「花崗岩」を素材に、「瀬戸内の船」や「残石の記憶」をイメージして創作した作品を展示します。
瀬戸内海歴史民俗資料館「瀬戸内ギャラリー」を会場とした「民俗と芸術のコラボレーション」企画で、かつて瀬戸内海を走っていた木造船や漁民たちの使っていた道具が展示された空間を見渡すギャラリーで、地域の風土と歴史によって育まれた産業から昇華した彫刻作品を鑑賞いただきます。
●展示作品数 7点 (うち彫刻6点)
・「残石の記憶」 5点 小豆島の小海(土庄町)、広島の青木(丸亀市)、北木島(岡山・笠岡市)、白石島(岡山・笠岡市)、犬島(岡山・岡山市)産の花崗岩を使用
・「天神丸」 1点 庵治(高松市)産の花崗岩を使用
・「南風(はえ)」 1点 石彫ハンマーで模様をつけた和紙を天井にあしらった作品
●作家略歴
アキホ・タタ (高松市庵治町在住 太田明甫(アキホ)・太田多多(タタ))
1991年より、AKIHO・TATAのユニットで活動。
1993年、横浜ビエンナーレ93奨励賞
1994年、第22回長野市野外彫刻賞
1998年、第15回神戸須磨離宮公園現代彫刻展神戸須磨離宮公園賞
1999~2001年、香川県芸術祭主催行事「アーティストと子どもたち」実行委員長
2005年、JEANS FACTORY CONTEMPORARY ART AWARD 優秀賞
2006年、高松市文化奨励賞
南は沖縄県から北は岩手県まで、パブリックモニュメントを設置
開催日 | 2021年07月10日 (土) ~ 2021年09月05日 (日) 開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) 休 館 日:月曜日休館(ただし月曜日が休日の場合、その翌日) |
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開催場所 | 瀬戸内海歴史民俗資料館 |
料金 | 無料 |
主催者 | 瀬戸内海歴史民俗資料館 |
TEL | 087-881-4707 |
瀬戸内海歴史民俗資料館
住所 | 〒761-8001 香川県高松市亀水町1412-2(五色台山上) |
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