生里ももて祭保存会
生里ももて祭りは、地域では「延期年間 901~923」に発祥と伝えられているが、現存する頭屋台帳によれば、安永3年(1774)から現在まで戦中を問わず中断することなく続けられている地域内最大の祭典行事である。祭りは、「百々手作法」にのっとり、旧暦1月8日に近い日曜日に、「初寄り合い(会合)」、旧暦1月28日夜「護摩供養」、旧暦2月1日に近い日曜日に三寶荒神宮にて「五穀豊穣」「家内安全」「厄払い」「柿払い」「大漁祈願」等の弓射儀礼がおこなわれる祈願祭である。扇の的を射る射手は、小笠原古流(平安時代中期発祥)といわれる、腰を折り身を低くした実践的な形の弓射儀礼を祭り前日に大字生里海岸において自治会員の見守る中、潮垢離の後、弓射儀礼を披露する。祭り当日は、潮垢離の後、三寶荒神宮において弓射行事を厳粛に執り行う祭りは、別名「喧嘩百々手」とも呼ばれ、的の扇に矢が命中すると喝采の拍手と「お花(ポチ袋に入ったお金)が飛び交うが、矢が的から外れると、叱咤の野次が飛び交う。地域に春を告げる祭りであり、その賑わいが大きいほど地域が平穏であると伝えられている地域最大の祈願祭である。
代表者名 | 大江 壽昭 |
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住所 | 〒769-1107 香川県三豊市詫間町生里508 大江 壽昭 |
構成員数 | 150戸・約400名 |
構成員の資格 | 大字生里自治会員(生里自治会・仁呂浜自治会) |
創立年月日 | 延期年間「901年~923年 安永3年(1774年)保存記録有り |
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