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JAPANESE FOLK TOYS -郷土玩具の旅-

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他に類を見ない種類の豊富さ、質の高さ、なによりその愛らしさで「JAPANESE FOLK TOY」として海外でも人気の高い日本の郷土玩具。もともとは紙や土、木や藁など、身近に手に入る素材を用いて作られてきた、ふるさとのおもちゃです。そこには、子どもの健やかな成長や家内安全、五穀豊穣、病気平癒といった人びとの願いや祈りがこめられており、古くから土地に根付いた祭りや節句に合わせて作られてきました。玩具のひとつひとつに、昔の風俗や暮らしぶり、その土地柄が色濃く反映されています。
例えば、かつて馬の名産地であった東北地方では、家族と一緒に馬が同じ屋根の下に住まう生活のなかで生じた強い愛着から、多くの馬の玩具が作られました。日本三駒のひとつと称される青森県の八幡馬は、八幡宮の例大祭での馬市で売られていった愛馬の無事を願い、その身代わりとして買い求められたものでした。このように、郷土玩具の背景を知り、彼の地に想いを馳せることは、ちいさな旅をするようなものかもしれません。
本展では、歴史資料館の収蔵品を中心に全国47都道府県の郷土玩具を展示・紹介します。また、全国的にも有名な、讃岐おもちゃの会の機関誌「ふりつち」や、四国の郷土玩具研究で知られる郷土史家の加藤増夫の著作、現在活躍されている張り子作家の作品など、香川県の新旧郷土玩具事情についても紹介します。是非、日本各地の郷土玩具との出会いをお楽しみください。
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kurashi/kosodate/bunka/rekishi/shuzouhintengangu.html

関連イベント
ワークショップ 「COCHAEとカワイイヲリガミ!」

COCHAE軸原ヨウスケ氏と、郷土玩具にまつわる折り紙を折ります。

日時:2019年623日(日曜日) 午後1時30分から午後3時
講師:COCHAE・軸原ヨウスケ氏
定員:30名(電話申込必要087-861-4520・定員になり次第締切)
開催場所:サンクリスタル高松3階 第一集会室
参加費:無料




開催日 2019年04月27日 (土) ~ 2019年07月15日 (月)
休館日:月曜日(休日の場合は翌平日)
4月27日から5月6日は毎日開館しています!
開館時間:午前9時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
開催場所 高松市歴史資料館 企画展示室(サンクリスタル高松4階)
料金 一般200円 大学生150円 高校生以下は無料
20人以上の団体は2割引
5月26日まで瀬戸内国際芸術祭2019作品鑑賞パスポート提示で2割引
65歳以上の方は長寿手帳等年齢を確認できるものの提示で免除
身体障害者手帳等、療育手帳又は精神障害者保健福祉手帳保持者は、手帳提示で免除
高松市キャンパスメンバーズ制度に加盟する大学の学生は、学生証提示で免除
主催者 高松市歴史資料館
TEL 087-861-4520
MAIL trekishi@giga.ocn.ne.jp

開催場所

住所 〒760-0014
香川県高松市昭和町1-2-20